かつら用(増毛用)の両面テープについて知りたい人
アートネイチャーの「ヘアフォーライフ」に代表される
シート型の接着式増毛方式では、接着させるために、
接着剤(粘性の液体)、もしくは、両面テープを使うこと)になりますが、
「接着剤はイメージつきやすいけど、
両面テープって大丈夫なのだろうか?
剥がれて落ちることはないの?」
という疑問に答えます。
本記事の内容
- 増毛用(接着式)両面テープのメリット、デメリットは?
- 増毛用(接着式)両面テープの上手な使い方
このサイトを運営している私は、
アートネイチャー歴 20年ほど。
ヘアフォーライフは利用して10年くらい経っているので、
アートネイチャーのヘアフォーライフについては、ユーザーの立場として熟知していると思っています。
接着剤が良いのか、両面テープが良いのか・・
ユーザー目線でメリット、デメリットを紹介します。
増毛用(接着式)両面テープのメリット、デメリットは?
両面テープのメリット
両面テープのメリットは、ずばり
「メンテナンス性」と「接着力」
です。
基本的には、接着式増毛法は、自分でのメンテナンスは「不要」の商品ですが、
日常のケアとして、気をつけておいた方が良いことがあります。
接着剤(粘性の液体)の場合、最初の1~2週間は問題になりにくいのですが、
時間が経ってくると、接着剤特有の「ネバネバ」の状態になってきます。
このネバネバが製品と頭皮の間から広がり、毛や頭皮がベタベタしてくるのです。
私は、接着式増毛法は私が一番お気に入りの増毛法だと思っていますが、
最大のネック(=不快感)が、このベタ付きと言って良いでしょう。
特に、毛がベタつくと、スタイリングも決まりにくくなるのと、
シャンプーしても簡単には落ちない(サロンで使用する専用のリムーバー液が必要)ので、
自分ではどうしようもない苛立ちが出てきます。
それに引き替え、両面テープは、この「ネバネバ」が非常に少なくて済みます。
また、接着性としての強度も耐久性も非常に高く、2~3週間は持ちます。
その上、両面テープをメーカーから購入しておけば、自分で手軽に貼り替えることも可能です。
ちなみにですが、両面テープは、Amazon等のインターネットから汎用品を購入することができますが、
粘着力が弱かったり、耐久性が弱いものがあるので、メーカーから購入した方が無難です。
なお、私は色々な両面テープを試していますが、アートネイチャーから買う両面テープは秀逸です。
両面テープのデメリット
両面テープのデメリットは、
小回りが効かないこと
です。
接着剤であれば、細かく塗り込めるので、
商品の境目(=生え際)のぎりぎりのところまで丁寧に接着するエリアを作ることができます。
これによって、自然な生え際を生むことができると言うわけです。
一方、両面テープでは、
テープの形が決まっている(4cm程度)のと、テープ自体の厚みもあるので、
商品の境目(=生え際)のぎりぎりのところには向いていません。
生え際を見せるような髪型にしないのであれば、問題ありませんが、
思わぬ風でオールバックになった瞬間に不安感があります。
増毛用(接着式)両面テープの上手な使い方
上記のメリット、デメリットを理解すれば自ずと答えがでてきますね。
生え際は「接着剤」、内側は「両面テープ」
という使い分けが最も良い組み合わせだと思います。
私の場合は、アートネイチャーにお世話になっていますが、
前頭部の生え際1cmのみ接着剤として、それ以外は、全部両面テープを使用しています。
※側頭部や後頭部は生え際はどうせ見えないので、接着剤は使わない。
この方法で、自然なヘアスタイルをキープしつつ、メンテナンスや経済的にも安定した増毛ライフを楽しめていますよ。
まだまだ聞きたいことがある場合は、何でもご相談ください。