・若はげに悩んでいる方
・育毛をがんばったけどうまくいかなかった方
・増毛をやってみたいけど不安を感じて手を出せない方
今は、30人に一人は増毛（かつら含む）を付けていると言われています。しかし、増毛をした人全員が幸せになったかというとそうではありません。ここでは、増毛を始める前に必ず知っておきたい知識として、10の疑問についてまとめました。
目次（本記事の内容）
- 増毛の種類はどんなものがあるの？
- 増毛ってまわりの人にばれない？
- 増毛すると、自毛に負担はかかる？
- 髪型は自由に変えられるの？
- 増毛すると生活にどんな支障がある？
- 費用はどれくらいかかる？
- 高い商品と安い商品の違いは？
- 床屋や美容院はこれまで通り行ってもよい？
- スポーツは何やっても大丈夫？
- カミングアウトする？しない？
ちなみに、このサイトを運営している私は、アートネイチャー歴 20年ほど。
学生の頃から若はげに悩んでいましたが、大学生の時にローンを組んで増毛をして以来、おしゃれをたしなみ、恋愛し、結婚し、子供が生まれ楽しく暮らしています。
ユーザーとしては「プロ」を自負している私ですが、ぜひ皆さんにお役に立てれば幸いです。
１．増毛の種類はどんなものがあるの？
一言で増毛と言っても、色々な種類があります。
各種メーカーさん（アデランス、アートネイチャー、スベンソン・・）によっても色々ありますが、大体以下のような５種類に大別されます。
- 結びつけタイプ
自毛の１本１本に３～５本の人工毛を結びつけるタイプ。
ちょっとだけ増やしたいという人にお勧めです。
少しずつ増やす・・という段階増毛プランの第１ステップとしてもよく使われます。 - 線上毛接着タイプ
人工毛が糸のような線上についており、これを数本、頭の左右や前後に取り付けて毛のボリュームを増やすタイプです。
自毛に接着剤を付けて接着するタイプがほとんどです。
最近はほとんど見なくなりました。 - 金具取り付けタイプ
金具ピンで自毛に取り付けるタイプです。
最も一般的で昔馴染みの「かつら」になりますが、最近はほぼ無くなってきました。
最大の特徴は、自分で取り外しが可能だということです。 - 編みこみタイプ
網目のネット状の製品を自毛に編みこんで取り付けるタイプ。
製品の周りの端の部分を自毛で縛りつけ、接着剤で固定するタイプもあります。
当然ですが、編みこむための最小限の自毛は必要になります。 - シート貼り付けタイプ
シート状の製品を頭皮に接着させて固定させるタイプ。
接着の仕方はメーカによって様々ありますが、接着剤を塗布するタイプや両面テープでの接着が一般的です。
最近の主流といっても良いと思います。
完全に密着させるので割と取れづらく、特殊メイクと同じなので、生え際や地肌はかなり精巧に再現できます。
最近の主流は「編み込みタイプ」か、「シート貼り付けタイプ」ですね。最終的にいくつくのはココになる可能性が高いです。
詳しくは、
に記載してますので、ご興味ある方はどうぞ。
ちなみに、番外として、「増毛パウダー」というのもあります。
薄毛のところにふりかける黒い粉のことです。
これについては、増毛パウダーとは？ に記事を書いてますので参考にどうぞ。
２．増毛ってまわりの人にばれない？
よほどのことが無い限り、ばれません。
私は20年間使っていますが、ばれてません（たぶん）w。
数週間に１回はメンテナンスのために、メーカー（アデランスとかアートネイチャーとかスヴェンソンなど）の専用サロンに行って、調整をすることになりますが、それをきちんと怠ることがなければ大丈夫かと思います。
なお、専用サロンは、「美容院」と思ってもらえれば良いかと思います。関連記事も書いてますので、ご興味ある方はどうぞ。
増毛したら美容院や床屋は行っても良いの？海外転勤したら？
増毛サロンのスタッフ（美容師）はどんな人？アートネイチャーの体験談
３．増毛すると、自毛に負担はかかる？
例えば、結びつけタイプの増毛で、自毛の１本１本に３～５本の人工毛を結びつけるとします。メーカー側から、「非常に軽い素材なので、さほど負担はかからない」という説明を受けますが、そんなことはなく、もともと薄毛の弱々しい髪の毛に結びつけるわけですから、負担がかかり、抜けやすくなるのは間違いないです。他のタイプの増毛でも、自毛や頭皮に異物を仕込むわけですから、良い方向へ進むわけがありません。
増毛をやるからには、ある程度、育毛や発毛を「あきらめる」覚悟が必要です。
基本的に後戻りはできないと思った方が良いです。
ただし、増毛は、それ以上の世界が広がる可能性は十分あります。
数ヶ月程度、育毛や発毛をがんばって、もう効果がない！と思ったら、増毛を決断してみてはいかがでしょうか。
以下の記事もどうぞ。
若はげ諸君、育毛せずに増毛せよ！
増毛の無料体験って行ったらどうなる？体験レポート
４．髪型は自由に変えられるの？
増毛した部分は、人工毛なので、当然、髪の長さは伸びることはありません。
同じ製品であれば同じ髪型を余儀なくされます。
従って、増毛をすると、何でも自由に髪型を変えられるのかというと、そうではないです。
しかし、一度に契約する製品は１つではなく、３～５個を使い回す方式になるので、
３～５個を、ある程度の範囲で、髪の毛の長さを変化させて、数パターンの髪の長さで楽しんでいる方は多くいます。
ある程度、短髪にすることも可能です。
５．増毛すると生活にどんな支障がある？
増毛のタイプにもよりますが、基本的にどのタイプでも、数週間に一度のペースでメンテナンスが必要になります。メンテナンスとは、メーカーさんの専用サロンに行って、製品を洗浄したり、自毛を散髪したりします。
例えば、結びつけタイプ、線上毛接着タイプ、編み込み式タイプでしたら、自毛が伸びると製品との接着部が浮いてくるので、一旦取り外して、接着しなおす作業が必要になります。
シート貼り付けタイプですと、接着剤が弱ってきたり、接着部の地肌に自毛が生えてきたりするので、一旦取り外して、接着剤の付け直しと、接着部の自毛を刈り取ることをやります。
数週間に一度のペースなので、床屋に行くのよりもちょっと頻度が高いですね。
また、シャンプーをする時は、製品に「気を使って」やる必要があります。
このあたりのコツもあるので、また別途紹介していきます。
急いで知りたいかたは お問い合わせ から、私にお問い合わせください。
それと、個人差はありますが、異物を頭部に乗せるわけですから、それなりの違和感はあります。かゆみが出てくる人もいます。このあたりは、オシャレを重視してガマンできるかどうかの問題ですね。私は、オシャレを取って増毛をしましたし、かゆみについては全然ガマンできるレベルです。
６．費用はどれくらいかかる？
増毛したいと思っている人が、もっとも気になるところの一つですね。
これは各種メーカーにもよりますが、ざっくり言うと、
初期費用：10万円～200万円
ランニング費用：5千円～1万円／月
を見てもらえば良いかと思います。
初期費用にばらつきがあって参考にならない？！と思われるかもしれませんが、
この業界も「ピンキリ」なのと、増毛の始め方、プランにも依存します。
例えば、最先端ともいえるシート貼り付けタイプの増毛製品は、３～５枚セットで、数十万円～100万円程度です。
しかし、いきなり「髪の毛が増える」というのは違和感があるので、
最初は、結びつけタイプにして、半年くらいでじょじょに増やして最終的にシート貼り付けタイプにしていく というプランにすると、
なんだかんだで初期費用が150万円以上かかるケースは多々あります。
また、数年で製品が老朽化したり、自分の薄毛の範囲が広がったりすると、製品を再購入の必要が出てきて、
数十万円の費用が掛かったりします。
この先ずーっと増毛のお世話になる場合で、製品の再購入し続けることを含めて試算すると、
平均的に年間で約40～60万円の費用が掛かります。
※各種メーカーによっても値段にばらつきがあります。
車を１台購入するのと同じくらいですね。
これを高いか安いかどう思うかは、あなた次第です（どーん）。
正直、学生なら「払ってられるか！」の金額だと思いますが、社会人になったら割と払える金額。
（私は学生ながらローンを組みました）
なお、うまくやれば、年間30万円くらいには抑えることが出来ます。
ちなみに、私は、この費用を年間で20万円以下に抑えることが出来ています。
(軽自動車をセカンドカーとして所持するくらいの費用感ですね）
この秘密テクは公開すると怒られちゃいそうなので、知りたい方は、お問い合わせ から、私にお問い合わせください。
もちろん無料です（笑）。お気軽にどうぞ。
費用については、関連記事を以下にも書いてますので、参考にどうぞ。
アートネイチャーで増毛したらどのくらい値段がかかる？
また、定額制プランを導入しているメーカーもあります。有名なのはスヴェンソンですが、アデランスでも開始しています。気になる方は以下の関連記事をどうぞ。
スベンソンはなぜ人気なのか？
アデランスに定額制が登場
増毛のサブスク（定額制）はお得なの？
７．高い商品と安い商品の違いは？
メーカーにもよりますが、高い商品と安い商品で、品質の違いが出てきます。
最初はわからないと思うので、安い商品に手を出してしまいがちですが、安い商品の場合、人工毛の「髪質」に違いが出てきます。
安いモノですと、シャンプーやリンスを怠ると、すぐに「縮れ」が出てきて、
まるでパーマをかけたみたいになることがあります。
特に昔はひどく、縮れたりゴワゴワになったり、髪同士がくっついたり、ひどいものでした。なので、良いモノは「人毛」を使った商品だったのですが、最近では技術力があがり、人工毛でも自然な仕上がりをキープできているようです。
あまりにも安いものを選ぶと、ひどいものをつかまされる可能性があるので注意してください。
８．床屋や美容院はこれまで通り行ってもよい？
基本的に、これまで通りの床屋や美容院には行けません。
散髪は、メーカーの専用サロンで行うことになります。
よほど中の良い（バレても良い）相手であれば、行ってもよいですが、あえてそんなことをする必要もないでしょう。
以下の記事にも詳しく載せてますので、お時間あればどうぞ。
９．スポーツは何やっても大丈夫？
基本的には、何をやっても大丈夫です。
が、注意がいるスポーツはあります。
- 格闘技（柔道、レスリングなど）
- マリンスポーツ（水泳、サーフィンなど）
格闘技で、頭を地面にたたきつけたり力強く擦りつけるような場合、製品がずれたり取れたりする可能性があります。
ちなみにお相撲さんは無理ですね。マゲはさすがに結えないでしょう。。
マリンスポーツも注意が必要です。
水に濡れて重くなったところに激しく波がぶつかって製品がずれたり取れたりする可能性があります。
ソフトなものなら大丈夫だと思います。
こちらの記事にも載せてますので参考にどうぞ
１０．カミングアウトする？しない？
増毛やかつらはセンシティブな話なので、自分のこととはいえ、むやみやたらにカミングアウトするべきではありません。
しかし、必要最低限で、家族のような親しい間柄の相手に対しては、隠し通すことは難しいので、タイミングを見て話をすることになります。
タイミングさえ間違えなければ、そこまで心配する必要はありません。だいたいうまくいきます。
以下の記事にまとめてありますので、参考にしてください。
カミングアウトするべきか？しないべきか？考察した
増毛やかつらがバレた時の対処法5選
増毛がバレた！どんな時？自然にバレずに増毛する方法
以上、10の疑問について、回答してきました。
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