増毛とかつらの違いを知りたい人
「”増毛”と”かつら”、
どれも、髪の毛に装着するものだけど、何が違うのだろう?」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 増毛とかつらの違い
- 増毛のメリット
- かつらのメリット
このサイトを運営している私は、アートネイチャー歴 20年ほど。
学生の頃から若はげに悩んでいましたが、大学生の時にローンを組んで増毛をして以来、オシャレをたしなみ、恋愛し、結婚し、子供が生まれ楽しく暮らしています。
今回は、増毛とかつらについてお話しします。
増毛とかつらの違い
諸説ありますが、結論から言うと、「増毛」と「かつら」に明確な違いはない(なくなってきている)です。
これには、薄毛業界の歴史を振り返るとわかりやすいです。
昔、まだ技術が浅く、いわゆる「かつら」と人工毛のヘルメットのような製品を被るものしかなかった時代がありました。この時代は見た目も悪く、またピンなどで自分で着脱するタイプでした。接着力も弱く、下手をすると人前で取れたりズレたりして恥ずかしい思いをしていた時代です。このような歴史から「かつら」のイメージは薄毛の人に対してのネガティブなイメージが強く、現在もどこか馬鹿にされるイメージが根付いているのが現状です。
そこで、技術の進歩とともに、「増毛」という言葉が流行り出します。髪の毛1本1本に対して結びつけるなど、当時の「かつら」とは明らかに違う技術と、見た目の美しさから「増毛」という言葉とともに、薄毛業界にイノベーションが起きたのです。
そして、イノベーションは加速します。1本1本結びつけるタイプでは、薄毛範囲の広い人には対応できないことから、人工毛の製品(見た目は、ほぼ、かつら)を地毛に編み込んだり、地肌にシートとして貼り付けるタイプが登場します。これは、もはや「かぶっている」のと同じで「かつら」とも言えなくはないですね。しかし「かつら」のネガティブなワードを使わずに、「増毛」という言葉を使い続けているわけです。
つまり、もともとは人工毛の製品をかぶる「かつら」と、髪の毛に結びつける「増毛」という明確な違いはあったものの、増毛の技術革新が「かつら」の範疇をカバーし、一体化してきたというわけです。この結果、かつらと増毛は明確な線引きが難しくなってきました。
あえて言うなら、
・「かつら」は自分で取り外しできる
・「増毛」は自分で取り外しできない
ということになります。
増毛のメリット
増毛とかつらの違いは、取り外しできる、できない とした時に、増毛のメリットは何なのか?というと、「自然さ」「バレにくさ」にあります。各種増毛メーカー(アデランス、アートネイチャー、スヴェンソンなど)の増毛製品の技術が高いですし、メーカーのサロンに定期的に通うことになりますが、その面倒くささはあるものの、プロにメンテナンスしてもらうことで、取れたりズレたり等で周囲にバレるリスクはほぼ無くなります。
バレるリスクについては、以下に記事があるので参考にどうぞ。
増毛がバレた!どんな時?自然にバレずに増毛する方法
かつらのメリット
かつらのメリットは「自分で取り外し可能」なことです。例えば、気合いの入った商談や面接の時にだけ使用する、とか、生活シーンに応じて使い分けをすることが可能になります。定期的にメーカーにメンテナンスを依頼する必要もないですし、美容院を変える必要もないですし、海外転勤になっても怖くありません。シャンプーや頭皮マッサージも、自分で取り外して思いのままできます。
これは周囲にカミングアウトしている方が、まるでメガネをかけるような感覚で、かつらを使うことができる人であれば、最適と思われます。